輸入建材ばかりですが、輸入住宅は日本に合っていないのでは?

一般的に輸入住宅というと、日本の気候に合っていないという先入観をもたれているのが、それが普通だと思います。

しかし、輸入住宅という大きなくくりで考えるのではなく、一つ一つ違いは何か、それでどのように工夫しているかということを考えないといけません。

日本の気候を一言で言うと、夏高温多湿で、冬乾燥するという特長があります。

例えば、輸入住宅によくある木のサッシですが、日本ではそのまま使うと湿気で木が膨張し、乾燥して縮むという現象がおこります。これを防ぐためにウレタン塗装したり、ペンキを塗っているんです。

開け方も引違い窓というのが、少ないんです。あと、構造材でいいますと、例えばツーバイフォー工法では、アメリカから日本に伝わり、広く使われていますが、これを日本の気候に照らしてみると湿度で構造用合板の木が膨張し、乾燥で縮み、化学接着剤が疲労劣化というのを起こして、約30年くらいすると寿命が来てしまいます。

ネットで調べてもツーバイフォー工法はアメリカで100年以上歴史があると書かれていますが、実はアメリカ人の知人に聞いた話では、アメリカでも乾燥地帯のカリフォルニアなどはいいものの、湿度の高いフロリダに行くと、ツーバイフォー工法も30年持たないと言ってました。

ですので、木の収縮という性質をよく考えると、お米のでんぷんと木のセルロースとは化学式がC6H10O5で、手のつなぎ方は若干違いますが、基本的に同じなんです。

同じということは、湿気を吸い、膨張しても膨張率が同じなので、伸び縮みが同じように動くということなんです。昔のお寺の仏像はよく考えられたものですね。

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