桧が体に悪いと知りましたが、桧のお風呂は気持ちイイのはなぜ?

桧から出る成分は「揮発性油分」といって、ベンゼン環を含む化学物質で、人間の肺から入って血液中のコレステロールなどに溶け込み、それがやがて脳幹を通り越し、脳の中枢神経を刺激します。

脳幹というのは、普通、水溶性のものやウイルスなどはブロックしますが、油性のものは通り越すんですよ。

桧のお風呂が気持ちいいと感じるのは、間違っていないと思いますよ。

これは、たばこに例えるとわかりやすいかもしれません。

たばこは一時の気持ち良さを求めるために吸うのであって、1日中吸い続けませんよね。

桧も同じで少ない時間では、中枢神経を麻痺させられて、力が抜け、気持ちよさを感じるのです。

これが、お風呂だと30分~1時間程度と短い時間ですが、室内の内装なんかに使いますと、1日中その空気を吸い続けないといけません。そうすると、気持ちよさが、気持ち悪いに変わってしまうんです。

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