外壁漆喰は汚れないの?

建物の屋根の形状やデザインにもよりますが、雨が直接あたるような形状のところは、汚れる場合があります。ただ、汚れても落とし方はお酢かクエン酸をかけてあげるととれます。その後にアンモニアなどのアルカリを塗ってあげる必要があります。

それとは別に外壁にサイディングを使った場合、また塗壁でも呼吸のできない樹脂が入ったものや撥水剤を使った場合は、確かに初めは汚れが付きにくいです。しかし年数が経つと目地のコーキングが剥がれてきたり、樹脂系の塗壁でしたら、ひび割れしてきたりします。

すると、そこから雨水が侵入してどんどん壁の中に溜まっていき、湿気がすぐに抜けなくなる状態になります。

漆喰でしたら少しひびが入っても呼吸する壁なのでいいですが、呼吸できない壁は少しひびが入っただけですぐに補修してあげないといけないんです。

やがて構造材もカビで腐ってしまい、外壁の見栄えはおろか、建物の寿命が急激に落ちる結果になってしまいます。

それが、お客様の見えないところで、気づかない状態でどんどん進行していってしまうのです。怖いですね。

それでもサイディングがよろしければ、もちろん止めるなんてことはしません。。。でも、これでもそういう素材を選びますか?

漆喰は白いので確かに汚れが目立ちますが、姫路城でも100年に一度の修理を行う位、呼吸ができるために建物自体が長く保つことができるんですよ♪

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